3つの購入方法
ムービングハウスには大きく分けて購入・レンタル・リースという3つの購入方法があります。
一般的な建物は購入のみですが、移動できる建物だからこそ土地と切り離してやりとりすることができ、レンタルやリースといった購入方法が可能となります。
下の表は3つの購入方法の違いをまとめたものになります。
支払方法 | 初期費用 | ユニット所有権 | カスタマイズ性 | リース、レンタル 終了後の選択肢 | |
一括購入 | 一括支払 | 全額 | 顧客 | 自由自在 | - |
レンタル購入 | 月払い (3ヶ月~10年) | 付帯工事 | 製造元会社 | スケルトン 展示品限定 | レンタル延長/ 買取/返却 |
リース購入 | 月払い (4~7年) | 付帯工事 | リース会社 | 自由自在 | 買取のみ |
一括購入
売買代金を一括でお支払い頂き、建物はお客様の所有物になります。
基本的にスケルトン様式のユニットが販売されます。スケルトンユニットとはフローリング、換気システム、照明、コンセント、ドア、窓、外壁が施工されており、内部が空の箱のみの仕様のことです。
基本価格(税別)は単独ユニットが12メートルユニットで756万円、6メートルユニットで504万円となります。単独ユニットを連結させた連結型を購入する場合は連結面の壁が不要となることから1ユニットあたりの価格は少しお安くなります。
スケルトンユニットの価格以外に、次のような費用が別途でかかります。
- 運搬・設置費用
- 基礎工事・屋外給排水工事、電気幹線引込工事・外構工事など
レンタル購入
製造会社と本体のレンタル契約を結び、月々レンタル料をお支払いいただきます。新たに注文を受けて製造するのではなく、展示品から気に入ったものを選んでいただく形になります。
レンタル期間終了後は残価での買取いただくか返却していただくかの選択肢があります。
基本仕様の月額レンタル料は、購入価格の100分の1となり、単独ユニットが12メートルユニットで7.56万円、6メートルユニットで5.04万円です。その他に、運搬設置費、基礎・電気・給排水工事等の工事費が初期費用として発生します。
- 短期間の導入が可能(最低3ヶ月から)
- 返却することができる
- 気に入ったら残価購入も可能(10年レンタル後本体価格の20%の残価が目安)
といった点から、できるだけリスクを抑えて導入したい方向けとなります。
リース購入
リース会社とリース契約を結び、月々リース料をお支払いいただきます。お支払額・諸条件は各リース会社の与信結果によることになります。
返却は不可であり、リース終了後は残価にて買い取って頂く必要があります。
原則法人対応、用途は動産利用(仮設的利用)に限るなど、レンタルにはない条件がございます。まずはお気軽にご相談ください。
- 月額支払いでの導入が可能
- リース終了後残価購入可能(7年後5%の残価が目安)
- 自由な設計で導入可能
といった特長があり、初期投資は抑え、会計上も経費として処理可能です。初期投資を抑えた上で自由な設計が可能であることがリースのレンタルとは大きく異なります。
以上が3つの導入方法のご紹介になります。導入のご相談は下記お問い合わせフォームにて受け付けております。